- ラインモに無料通話分はなく、定額通話はオプション扱い
- ラインモの通話量は22円/30秒
- LINEの無料通話であれば、無料かつデータ無制限で使える
- 格安SIMでも一部を除いて、定額通話はほとんどオプション扱いとなっている
- ラインモの通話料はいくら?
- ラインモには無料通話分はあるの?
最近のスマホプランでは基本プランに無料通話分がなく、通話定額はオプション扱いとなるケースが多くなってきています。その背景には、無料通話ができるアプリなどが急速に普及したことが要因の1つかもしれません。
さて、ソフトバンクが打ち出した格安プランの「ラインモ」ではその辺りどうなっているのでしょうか?
今回は、「ラインモの通話料」について解説していきます。
冒頭でもお伝えしている通り、ラインモの基本プランに無料通話は含まれていません。通話を無料にするには、
- LINEを使って電話
- 通話定額オプションに加入
で対応が必要です。
目次
ラインモの通話料はいくら?
まず結論ですが、
ラインモの基本プランには無料通話分は含まれておらず、通話料は22円/30秒で発生します。
参考:LINEMOの料金プラン|【公式】LINEMO – ラインモ|格安SIM
仕事などの関係で毎月まとまった時間、音声通話を行う場合には基本使用料とは別に高額の通話料が請求される恐れがあるため、注意が必要です。
LINE通話なら無料で通話可能
上記の通り、ラインモでは”090″や”080″から始まる電話番号を利用した音声通話では、22円/30秒の通話料金がかかります。しかし、LINEアプリの無料通話機能であれば無料で音声通話やビデオ通話を利用することが可能です。
LINEの無料通話やビデオ通話は、データ通信(インターネット回線)を利用して音声や動画のやり取りを行うため、電話回線を利用する従来型の通話のように通話料金が発生しません。
加えて、ラインモの場合は「LINEギガフリー」というサービスが付帯していて、LINEのトークや無料通話・ビデオ通話をいくら利用してもデータ通信量は消費されない仕組みとなっています。
通常であればLINEを利用することでデータ通信量は消費するのですが、ラインモなら実質的に無料で通話やビデオ通話が使い放題で利用できる内容となっているのです。
通話時間が長いなら、通話オプションへの加入がベスト
ラインモで通話代を節約したい場合、LINEアプリを利用するのが最も手軽で効果的です。しかし、仕事などの関係で”090″や”080″の電話番号でやり取りをしなければならないことも多々あります。
そんな場合には通話定額オプションに加入することで、賢く通話料を節約できます。
ラインモの通話オプション
ラインモでは通話時間に応じて2種類の通話定額オプションに加入が可能となっています。
内容 | オプション料金 | |
通話準定額 | 国内通話が「5分/回 かけ放題」 | 550円/月 |
通話定額 | 国内通話が「かけ放題」 | 1,650円/月 |
※いずれの通話定額オプションもナビダイヤル(0570から始まる番号への発信)や国際通話などは無料通話の対象外となっています。
通話定額オプションに加入していない場合、22円/30秒 = 1分につき44円の通話料がかかります。
通話定額オプションに加入する場合、どの程度通話をするとオプション料金がペイできるのかをざっと計算すると、
- 通話準定額の場合・・・1回あたり4.5分程度の通話を3回(通話料は594円となります)
- 通話定額の場合・・・毎月38分以上通算で通話をする場合(通話料は1,672円となります)
毎月自分がどのくらい音声通話発信を行っているのか、よく確認してからオプションに加入するか否かを決めることで、合理的に通話料金を節約できます。
通話オプション割引キャンペーン実施中
ラインモではプランに加入後から1年間の間、通話オプションが割引になるキャンペーンを実施しています。
- 割引内容:
通話準定額:550円→0円(Δ550円)
通話定額:1,650円→1,100円(Δ550円)
基本料金と合わせると以下のようになります。
通話オプションなし | 通話準定額 | 通話定額 | |
加入〜13ヶ月 | 2,728円 | 2,728円 | 3,828円 |
14ヶ月〜 | 3,278円 | 4,378円 |
このキャンペーンなら通話準定額オプションは実質1年間無料で利用できます。音声通話発信を行う可能性がある場合には、とりあえず1年間は通話準定額オプションに加入してみて様子を見るのがベストですね。
通話無料分がある格安SIMは?
大手携帯キャリアやサブブランド・格安SIMのスマホプランでは、ほとんどが基本使用料に無料通話分が含まれていません。
そのため、定額料金で通話をしたい場合には「5分かけ放題」や「10分かけ放題」、「国内通話かけ放題」などの通話定額オプションに別途加入する必要があります。
しかし、中には基本料金に無料通話が含まれてるキャリアもあるので紹介していきます。
[無料通話分が含まれるキャリア]
- ahamo
- 楽天モバイル
ahamoは料金プランに5分の無料通話が含まれています。国内通話限定のサービスですが、短時間で終わる通話が多いならば割安で利用することが可能です。
楽天モバイルはRakutenLinkという独自のアプリを利用する必要がありますが、基本的に国内通話はかけ放題で利用できます(ナビダイヤルなどの一部の番号への発信を除く)。
ラインモ | ahamo | 楽天モバイル | |
基本料金 | 2,728円 | 2,970円 | 0円(〜1GB) 1,078円(〜3GB) 2,178円(〜20GB) 3,278円(〜無制限) |
通話オプション加入時 | 3,278円 | ー | ー |
まとめ
今回は「ラインモの通話料」について解説をしました。
ポイントは、以下となっています。
- ラインモに無料通話分はなく、定額通話はオプション扱い
- ラインモの通話量は22円/30秒
- LINEの無料通話であれば、無料かつデータ無制限で使える
- 格安SIMでも一部を除いて、定額通話はほとんどオプション扱いとなっている
ラインモの基本使用料には無料通話分は含まれていませんが、LINEアプリを利用すれば実質的に無料で通話し放題になります。そのためLINEを上手に活用することで毎月のスマホ代を大きく節約できます。
通話料は意外と多く発生する場合があります。このあたりも把握しながらキャリア・プランを選んでいきましょう。