- ラインモに「データくりこしサービスはない」
- 20GBのデータ容量を使い切った場合、通信速度が最大1Mbpsに制限される
- データ容量を使い切っても、翌月の1日にはまた20GBの高速データ容量が復活する
- ラインモにデータくりこしサービスはある?
- ラインモのデータ残量はどうやって確認する?
格安SIMの中には、毎月の決められたデータ容量を使いきれなかった場合、翌月にくりこして使えるものがあります。
データ消費する量が月によって大きく変わる場合、データくりこしサービスがあると嬉しいですよね。
今回は「ラインモにデータくりこしサービスはあるか?」について解説します。
冒頭でもお伝えしていますが、ラインモにデータくりこしサービスはありません。そのため、データは20GBまでの利用に留めておくのがベストです。
目次
ラインモにデータ量くりこしサービスはある?
まず結論ですが、
ラインモではデータ容量が余った場合、翌月にくりこすことはできません。
使いきれなかった分のデータ容量については、月の切り替わりの時点で消滅します。
例えば、
今月:
使用量→14GB
残り→6GB
の状態で翌月になった場合、翌月のデータ容量は26GB(20GB+6GB)とはならず、20GBのみとなる点を覚えておきましょう。
なお、有力な格安SIMなどではデータ容量別に複数のプランが用意されているのが一般的ですが、ラインモのスマホプランは20GBプランの1種類のみとなっています。
そのため、契約をする前には自分が毎月どの程度データ量を消費しているのかを確認しておくことで、無駄のなくラインモへ乗り換えることができます。
データ通信量のリセットは毎月1日
ラインモでは毎月1日にデータ量のリセットが行われ、先月のデータ残量にかかわらず20GBになります。
毎月1日にリセットされるのは、どの携帯キャリアでも同じですね。
もしも月末の段階でデータ容量が大量に残っている場合、前から観ようとと思っていた動画を高画質で再生したり、大容量のアプリのダウンロードや、溜まっていたアプリやOSのアップデートなどをまとめて済ませておくことで、合理的にデータ通信量を消費することが可能です。
データ通信量を確認する方法
さて、ラインモのデータ容量は20GBですが、現時点で利用したデータ容量を確認しておきたい人もいるかと思います。
ラインモでは、
- マイメニューにアクセス
- LINEのラインモ公式アカウント
から当月のデータ通信量の確認を行うことが可能です。
それぞれの方法について、確認をしていきましょう。
マイメニューから確認する方法
- マイメニューのページにアクセスし、電話番号とパスワードを入力してログイン
- データ量残量からデータ消費量・残量が確認できます。残量/使用量の内訳をタップすると詳細の表示も可能
LINEから確認する方法
- トーク画面から「かんたん確認」→「データ量をみる」と進みます
- データ量の残量がトーク画面に表示されます
これらのサービスを有効に利用し、こまめにデータ残量を確認することで、賢くラインモを使うことができます。
データ容量がなくなった場合、通信速度制限あり
ラインモのスマホプランは、20GBのデータ通信量を使い切ると通信速度が下り最大1Mbpsに低下します。
1Mbpsの速度だと、
- You Tube(低画質〜標準画質)やテキスト中心のサイトの表示:問題なし
- 高画質の動画再生や画像が多いサイトの表示、アプリのダウンロード:時間がかかる
といった具合に、やることによってはストレスになるくらい遅くなります。
速度制限がかかってしまった場合、翌月になれば再び20GB/月の高速データ容量が復活します。しかし「翌月まで待てない」という場合にはオプション料金を支払うことで高速データ通信を復活させることができます。
オプション料金は550円/1GBとなっているので、緊急で高速通信が必要という場合にはこのデータ購入オプションを有効に利用しましょう。
なおラインモであれば、速度制限がかかった状態でもLINEのトークや無料通話、ビデオ通話などを高速通信でやり取りができる「LINEギガフリー」サービスがあるので、LINEをよく利用している人には絶対的な安心感があります。
データ通信量をくりこしできる格安SIMは?
残念ながらラインモにデータ繰越サービスはありませんが、繰越が可能な各SIMは他にあるのでしょうか?
データくりこしができる代表的な格安SIMをまとめた表が以下です。
格安SIM | 対応回線 | 料金プラン |
UQモバイル | au | 1,628円/3GB 2,728円/15GB 3,828円/25GB |
BIGLOBEモバイル | ドコモ/au | 1,078円/1GB 1,320円/3GB 1,870円/6GB 他 |
OCNモバイルONE | ドコモ | 770円/1GB 990円/3GB 1,320円/6GB 他 |
mineo | ドコモ/au/ソフトバンク | 1,298円/1GB 1,518円/5GB 1,958円/10GB 他 |
イオンモバイル | ドコモ/au | 1,023円/0.5GB 1,078円/1GB 1,188円/2GB 他 |
IIJmio | ドコモ/au | 858円/2GB 1,078円/4GB 1,518円/8GB 他 |
auのサブブランドであるUQモバイルやBIGLOBEモバイルなどをはじめ、幾つかの有力な格安SIMでは使いきれなかったデータ容量を翌月にくりこすことができます。
もしもデータ通信量を無駄なく、合理的に使い切りたいなら、これらの格安SIMを選ぶのも有効な選択肢の一つと考えられますね。
まとめ
今回は「ラインモのデータくりこし」について解説をしました。
ポイントは以下となっています。
- ラインモに「データくりこしサービスはない」
- 20GBのデータ容量を使い切った場合、通信速度が最大1Mbpsに制限される
- データ容量を使い切っても、翌月の1日にはまた20GBの高速データ容量が復活する
一部の格安SIMを除き、ラインモやahamo・povoなど大手携帯キャリア直結の格安プランは、データくりこしには未対応となっています。
ラインモでは20GBのデータ容量があるので基本大丈夫だとは思いますが、月によって利用料の変動が多いようであれば、データくりこしサービスのある格安SIMを選ぶのも1つの手ですよ。