- ラインモはミニプラン(3GB)とスマホプラン(20GB)の2種類が用意
- 特にミニプランは他者と比較してもかなり割安
- さらにラインモはLINEが使い放題
- ラインモには、どんなプランがあるの?
- 他社と比べてどのくらいお得なの?
大手携帯キャリアであるソフトバンクが運営するサービスでありながら、格安SIM並に安い料金でプラン提供されているのがラインモです。
ラインモを検討しているのであれば、どんなプランがあって、他者と比較してどのくらいお得なのか気になるところではないでしょうか?
今回は「ラインモの料金プラン」について解説していきます。
ラインモでは、データ容量に応じて以下2種類のプランが用意されています。
- ミニプラン(3GB):990円
- スマホプラン(20GB):2,728円
あなたにあったプランを選択して、しっかりと節約をしていきましょう。
目次
ラインモの料金プランは2種類
ラインモでは2種類の料金プランが用意されています。ラインモの各料金プランをまとめたものが以下となります。
ミニプラン | スマホプラン | |
基本料金 | 990円 | 2,728円 |
データ容量 | 3GB/月 | 20GB/月 |
制限後の速度 | 300kbps | 1Mbps |
LINEギガフリー | ◯ | |
通話料 | 22円/30秒 |
参考:LINEMOの料金プラン
いずれのプランも通話料金は別途発生、またLINEのトークや無料通話が使い放題のLINEギガフリーに対応しています。
ミニプランはデータ容量が3GB/月とやや少なめですが、その分月額基本使用料が1,000円を下回る安さとなっています。そのため、あまりギガを消費しないライトユーザーやWi-Fiがある場所で過ごすことが多い人には最適なプランと言えますね。
LINEギガフリーでラインし放題
ラインモの最大の特徴とも言えるのが、データ無制限でLINEを利用できる「LINEギガフリー」です。
LINEギガフリーとは、LINEのトークやビデオ通話をどれだけ利用してもデータ容量を消費しないサービスのこと。既定の3GBや20GBのデータ容量を使い切って速度制限がかかっていても、LINEは変わらずに高速で通信ができる、LINEユーザーにとっては夢のようなサービスです。
なお、LINEギガフリーはすべてのLINEの機能が無制限で利用できるわけではなく、LINEギガフリーの対象となるサービスと、未対象のサービスがあります。
ギガフリーの主な対象&対象外サービス
主な対象となるサービス | 主な対象外となるサービス |
トークの投稿や閲覧 | ニュースの閲覧 |
無料通話・ビデオ通話 | トークでの位置情報の共有 |
タイムライン投稿・閲覧 | トークでのYou Tubeの視聴 |
友だちの追加 | スタンプショップ/着せかえショップ |
LINE Payの利用 | 他社アプリへの移動 |
データ容量を超えても通信速度は 1Mbps or 300kbps
大手携帯キャリアなどではデータ容量を使い切ると速度制限が発生し、下り最大128kbpsと超低速になってしまうことがあります。
一方でラインモの場合、データ容量を使い切っても
- ミニプラン:最大300kbps
- スマホプラン:最大1Mbps
の速度で通信することが可能です。
とは言え、300kbpsや1Mbpsとはどのくらいの速度なのか気になる人もいるかと思います。
ざっくりですが、300kbpsや1Mbpsで可能なことをまとめると次のようになります。
300kbpsでできること
- テキスト中心のサイトの表示
- IP電話アプリの利用
- ネットラジオの利用
- You Tube(低画質)の再生
- ナビアプリの利用
1Mbpsでできること
- 画像が少なめのサイトの表示
- ビデオ通話/ビデオ会議
- 音楽のストリーミングサービス
- You Tube(標準画質)の再生
- 位置情報を利用したスマホゲーム
低速度になるとはいえ、何もできなくなるわけではありません。上記のように、通信容量を食わないことであれば、低速度になったとしても十分に使うことができるものもあります。
とは言うものの、やはり速度が遅くストレスになる可能性もあるので、できる限り低速度にならないような料金プランに加入することを検討しましょう。
通話は有料(22円/30秒)、通話定額オプションあり
ラインモでは、ミニプラン・スマホプランともに基本使用料に無料通話分は含まれていません。
音声通話発信を行った場合には、22円/30円の通話料が別途発生します。
長時間通話をすると高額の通話料が請求されるので、仕事などで通話を頻繁に行う場合には注意が必要です。
なお、ラインモでは定額料金で通話ができる通話定額オプションが用意されているため、通話が多い場合には通話定額オプションへの加入がオススメです。
通話定額オプションの詳細
月額料金 | 内容 | |
通話準定額 | 550円 | 1回あたり5分以内の国内通話かけ放題 |
通話定額 | 1,650円 | 国内通話かけ放題 |
どちらの通話定額オプションも終了日未定のキャンペーンを実施していて、ラインモの契約から1年間は毎月550円割引で利用できます。
- 通話準定額:0円
- 通話定額:1,100円
国際ローミング対応!海外で使うなら必須
日本国内で契約しているスマホを海外で利用する場合、通信料金に注意が必要です。というのも、海外で通信する場合は、海外の通信網を利用するため高額の利用料金となってしまいます。
そういったことを防ぐため、各携帯会社では「国際ローミング」により海外でも通信量を抑えて使える仕組みを導入しています。
ラインモでも国際ローミングに対応しているので、海外でもそのまま使うことができます。
事前の申込みが必要であるため、海外へ旅行や出張へ行く際には予め申込みをしておくと良いですね。
国際ローミングで通信を行う場合、パケット通信料金は国内とは異なり、別途請求されることとなります。
利用バイト数(最大) | 海外パケットし放題 | |
適用前 | 適用後 | |
25MBまで | 0円〜51,199円 | 0円〜1,980円/日 |
25MB以上 | 51,200円 | 2,980円/日 |
上記のように、海外パケットし放題に加入しているかどうかで、利用料金に大きな差が生まれます。上記のような金額体系となるので、加入していないと悲惨なことになるのが一目瞭然ですね。
海外パケットし放題(最大2,980円/日)に加入をしておくと、海外でも安心してデータ通信ができます。
フィルタリング機能で子供も安心
子供にスマホを持たせるときに気になるのが、アダルトサイトや出会い系サイトなどの危険なサイトにアクセスをしていないかどうか。
スマホの操作履歴などを確認することができれば安心できるのですが、なかなか難しいですよね。
そんなときに便利なのが「フィルタリング機能」です。
ラインモでは有害情報をブロックする「フィルタリング機能」が無料で利用可能です。
契約者や利用者が未成年である場合フィルタリング機能の利用は必須となっているので、未成年が利用する場合には忘れずにフィルタリングオプションへの申し込みを行いましょう。
フィルタリング機能については、こちらで詳細を確認しておいてくださいね。
テザリングも無料で利用OK
スマホをアクセスポイントとして、Wi-Fiルーターのように利用できるテザリング機能。便利である一方、格安SIMによっては有料で提供されているケースもあります。
ラインモでは申し込み不要・追加料金無しでテザリングが利用可能です。
そのため、Wi-FiモデルのタブレットやノートPCを屋外で利用したい場合でも、ラインモを契約しておけばWiFi接続することが可能ですよ。
割引サービスは基本なし
大手携帯キャリアでは、家族で契約をしたり、自宅の固定インターネット回線とセットで契約したりすると、スマホ代がお得になるキャンペーンなどが実施されているケースが多いです。
ラインモの場合、月額料金が安いため割引サービスは基本的にありません。
大手携帯キャリアや有力な格安SIMの割引サービスをまとめたものが以下となります。
キャリア | 割引サービス | 割引額 |
ソフトバンク | 家族割(3回線以上がソフトバンク回線) | Δ1,210円 |
おうち割光セット | Δ1,100円 | |
ドコモ | 家族割(3回線以上がドコモ回線) | Δ1,100円 |
ドコモ光セット割 | Δ1,100円 | |
dカードお支払い割 | Δ187円 | |
au | 家族割(3回線以上がau回線) | Δ1,100円 |
auスマートバリュー | Δ1,100円 | |
au payカードお支払い割 | Δ110円 | |
ワイモバイル | 家族割(2回線目以降の料金が安くなる) | Δ1,188円 |
おうち割 | Δ1,188円 | |
UQモバイル | でんきセット割 | Δ638円 |
楽天モバイル | 楽天ひかりとのセット割 | 楽天ひかりの料金が1年間無料 |
料金比較!ラインモはお得なのか?
最後に、ラインモの料金プランと大手携帯キャリアの月額料金を比較し、ラインモがお得なのかを検証していきます。
割引サービスがある場合、最大限割引サービスを適用した際の料金も併せて検証していきます。
ラインモの「ミニプラン」と同程度の料金プランのもので比較
プラン名 | 月額料金 | データ容量 | |
ラインモ | スマホプラン | 2,728円 | 20GB+LINEギガフリー |
ahamp | ー | 2,970円 | 20GB+5分通話無料 |
povo | ー | 2,728円 | 20GB |
ソフトバンク | メリハリ無制限 | 7,238円(4,928円) | 無制限 |
ドコモ | 5Gギガホプレミア | 7,315円(4,928円) | 無制限 |
au | 使い放題MAX 5G | 7,238円(4,928円) | 無制限 |
ワイモバイル | シンプルM | 3,278円(2,090円) | 15GB |
UQモバイル | くりこしプランM | 2,728円(2,090円) | 15GB |
楽天モバイル | Rakuten Unlimited Ⅵ | 0円:〜1GB 1,078円:〜3GB 2,178円:〜20GB 3,278円:20GB〜 | 1GB〜無制限 |
(XXX円):最大限割引サービス適用時の料金 |
ラインモの「スマホプラン」と同程度の料金プランのもので比較
プラン名 | 月額料金 | データ容量 | |
ラインモ | ミニプラン | 990円 | 3GB+LINEギガフリー |
ソフトバンク | ミニフィットプラン | 5,478円(4,378円) | 3GB |
ドコモ | 5Gギガライト | 6,765円(4,378円) | 7GB |
au | ピタットプラン5G | 6,765円(4,928円) | 7GB |
ワイモバイル | シンプルS | 2,178円(990円) | 3GB |
UQモバイル | くりこしプランM | 1,628円(990円) | 3GB |
楽天モバイル | Rakuten Unlimited Ⅵ | 0円:〜1GB 1,078円:〜3GB 2,178円:〜20GB 3,278円:20GB〜 | 1GB〜無制限 |
(XXX円):最大限割引サービス適用時の料金 |
こうして比較してみると、大手携帯キャリア3社が横並びのような形となっており、ラインモはワイモバイルやUQモバイルといったサブブランドに似た料金プランとなっています。
その中でもラインモのミニプランは圧倒的な安さが実現されています。他のキャリアでは割引サービスを併用しないと安くはなりませんが、ラインモのミニプランは単独で1,000円を切っているので、お得感がハンパないですね。
まとめ
今回は「ラインモの料金プラン」について解説しました。
ポイントは以下となっています。
- ラインモはミニプラン(3GB)とスマホプラン(20GB)の2種類が用意
- 特にミニプランは単独ではかなり割安
- さらにラインモはLINEが使い放題
ラインモは格安SIMの初心者でも扱いやすいプランになっているので、大手キャリアからの乗り換えにはもってこいです。
毎月の出費を抑えることを検討しているなら、ラインモはオススメできる料金になってますよ。