- UQモバイルでテザリングは使える?
- UQモバイルでテザリングが使えるとしたらオプション料金はどのくらい?
スマホをモバイルルーターのように利用できるテザリング機能は、ノートPCやiPadなどを場所を選ばずにネット接続できることから、ビジネス・プライベート問わず重宝としている方もいるかと思います。
今回は「UQモバイルのテザリング料金とうまく接続できない原因」について解説しています。
Wi-Fiが繋がらない場所で作業するためにはテザリングがあると大変便利です。UQモバイルは手続きなし・無料でテザリングを利用できるため、使い勝手の良いSIMですよ。
目次
UQモバイルのテザリング料金と対応プラン
まずは結論ですが、
- テザリング利用:可能
- テザリング料金:無料
- 対応プラン:くりこしプラン、データ高速プラン・データ無制限プラン
となっています。
テザリングのオプション料金は無料となっていて、対応しているプランに申し込みを行うだけで、自動的にテザリングは利用可能となります。
なお、現在UQモバイルで取り扱いのあるプランの概要をまとめると、次のようになります。
- くりこしプラン
(音声通話機能付き/スマホ向け)
くりこしS | くりこしM | くりこしL | |
基本料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
データ容量 | 3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 |
ギガを使い切った後の速度 | 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 |
- データ高速プラン/データ無制限プラン
(データ通信のみ、モバイルルーターやタブレット向け)
データ高速プラン | データ無制限プラン | |
基本料金 | 1,078円 | 2,178円 |
データ容量 | 3GB/月 | 無制限 (速度は500kbps) |
ギガを使い切った後の速度 | 200kbps | ー |
UQモバイルでテザリングを設定する方法
前章でも記載した通り、UQモバイルの格安SIMでテザリングを行う場合、スマホ側が通信ができる状態となっていれば、簡単にテザリングが可能です。
なおスマホ側の設定ですが、iPhone・Android端末でWi-Fiテザリングをする場合の手順例を紹介します。
iPhoneの場合
Wi-Fiのパスワードも同時に設定ができます。必要に応じて任意のパスワードを設定しましょう。
あとは、接続先(パソコン、タブレット)側でWi-Fiの接続をしてあげればOKです。
Androidの場合
ネットワーク名・セキュリティ・パスワードを任意のものに設定します。
(デフォルトのままでもテザリングはできますが、安全性を考えるとパスワードの変更はしておいた方が良いです。)
上記でスマホ側の設定は完了になります。あとはWi-Fi接続したい側の機器でネットワークの検出を行い、接続をします。
なお、Androidの場合は利用する端末によっては設定方法が異なる場合があります。その場合はスマホのマニュアルを確認するか、UQモバイルの「製品サポートナビ」でご確認ください。
テザリングが上手くできない原因
スマホ側できちんと設定を行ったのにも関わらず、テザリングができない場合もあります。以下のような原因が考えられるので、上手く接続できない人はチェックしてみてください。
テザリングに対応していない端末を使っている
UQモバイルでは、「動作確認端末一覧」に掲載されている端末であれば基本的に問題なく通信ができますが、実はすべての機能が使えるわけではありません。
動作確認済み欄に◯がついていれば基本的にすべての機能が利用できますが、△がついている場合には一部の機能が制限されるため、注意が必要となります。
例えば、iPhoneSE(第2世代)であれば、下記のようにテザリングは◯となっているので問題なく使えます。
しかし、HP Elite x2 1012 G1 for auという端末はSIMロック解除不要で、データ通信にも対応していますが、テザリング機能は非対応となっています。
このように一部の製品ではテザリングが不可となっている事があるので、申し込み前にUQモバイルの「動作確認済端末一覧」でテザリングができるかどうかを確認しておきましょう。
古いiPad×データSIMで使っている
公式サイトの「動作確認済端末一覧」には掲載されていませんが、UQモバイルのSIMはiPadでも利用できます。
実際iPadにデータ無制限プランのSIMを入れて運用している人も多くいるのですが、古いiPadにデータ高速プラン/データ無制限プランのSIMを入れた場合にはテザリングができないことがあります。
iPad×データSIMでの利用を考えている場合には、テザリングができない可能性があることを念頭に置いておきましょう。
テザリングの通信速度は十分?
実際にUQモバイルの格安SIMが入ったスマホから、タブレットやノートPCにテザリングをした場合、快適に利用できるのでしょうか?
テザリングには以下3種類の方法があります。
- Wi-Fiテザリング
- Bluetoothテザリング
- USBテザリング
結論としては以下の表のようになります。
Wi-FI | Bluetooth | USB | |
通信速度 | ◎ | △ | ◯ |
通信距離 | ◎ | ◯ | △ |
消費電力 | △ | ◯ | ◎ |
Bluetoothテザリングは速度が遅いため、お薦めはできません。
Wi-FiもしくはUSBでのテザリングであれば快適にノートPCやタブレットが使えますが、USBテザリングの場合、別途USBケーブルを用意しなければならないため、手軽さを考えるとWi-Fiテザリングが最もおすすめできます。
Wi-Fiテザリング
スマホ単体で通信を行う場合と同等な速度が出ます。
ウェブサイトの表示やYouTubeでの動画再生なども特に問題なく、ストレスなく利用することができます。
Bluetoothテザリング
スマホ単体で通信を行う場合と比較すると、速度が低下します。
画像の多いサイトの表示は遅れが生じますし、YouTubeも再生に時間がかかるため、人によってはストレスを感じてしまうかもしれません。
USBテザリング
Wi-Fiテザリングと同様に、十分な速度が出ます。
またテザリング中はスマホの充電もできるため、スマホのバッテリーを気にする必要もありません。
おまけ:節約モードでのテザリング
節約モードはUQモバイル独自の機能で、余計なデータ消費を抑えるものです。
この節約モードを利用しながらテザリングをすることも可能ですが、Wi-Fi・Bluetooth・USBといずれの方法で接続してもサイトの表示などに時間がかかります。
そのため実用性に乏しく、節約モードでのテザリングはおすすめできません。
まとめ
今回は「UQモバイルのテザリング料金とうまく接続できない原因」を解説しました。
ポイントとしては、以下となっています。
- UQモバイルでは申込不要かつ無料でテザリングができる
- ほとんどの端末でテザリングはできるが、一部の端末ではテザリングが不可となっているため事前確認が必要
UQモバイルでは無料でテザリングができるため、ノートPCやタブレットなどを屋外で使うことが多い人にもおすすめです。ぜひ機能を活用してみてください。