- UQモバイルのデータチャージってどうやるの?
- データチャージの時に気をつけることはある?
UQモバイルでは契約したデータ容量を使い切ってしまうと、通信速度制限がかかってしまいます。そんなときにはデータチャージを行うことで、消費した通信量を回復することができます。
今回は「UQモバイルのデータチャージの詳細と注意点」について解説します。
データチャージは有料でデータ容量を追加できる反面、コスパが悪いサービスです。自分の加入しているプランを見直しつつ、データチャージを行うか判断しましょう。
目次
UQモバイルのデータチャージとは?
UQモバイルの「くりこしプラン」では1ヶ月あたりの基本データ容量を使い切ってしまうと、通信速度が制限されるので翌月まで低速での通信を強いられることとなります。
くりこしS | くりこしM | くりこしL | |
基本データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
容量超過時の速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps |
参考:くりこしプラン│格安スマホ/SIMはUQ mobile(モバイル)【公式】
月の途中でこの速度制限を解除するための方法がデータチャージとなります。
データチャージ = 任意でデータ容量を購入する
であり、データチャージを行うことで、購入したデータ容量を使い切るまで高速通信が可能となります。
くりこしSでは容量超過時に300kbpsの速度でしか通信ができなくなります。ではこの300kbpsというのは、どのくらいのレベルの通信状況なのでしょうか?
結論ですが、テキスト中心のwebサイトであれば問題なく見ることができます。しかし、Youtubeなどの動画だと途中で止まってしまう可能性があります。
一般的に4Mbps程度の速度であれば、動画も問題なく見れると言われているので、300kbpsや1Mbpsでは不足となります。
UQデータチャージの種類と料金
データチャージは、パソコンから専用サイトにアクセスするか、スマホのUQ mobileポータルアプリから利用ができ、利用料金は以下のようになっています。
追加容量 | 100MB | 500GB |
料金 | 220円 | 550円 |
データ容量の有効期限 | 90日 | 90日 |
補足ではありますが、データチャージはコンビニで専用プリペイドカードを購入しても可能でした。(2021年2月末で取り扱いは終了)
コンビニでデータチャージカードを購入し、データチャージサイトで、カードに記載されているコードを入力することでチャージできるという方法です。
参考程度ですが、データチャージカードの情報も下記に記載しておきます。
追加容量 | 1GB | 3GB | 5GB |
料金 | 1,100円 | 3,300円 | 5,500円 |
データ容量の有効期限 | 90日 | ||
カードの有効期限 | 180日 |
UQデータチャージの使い方
データチャージは、以下2つの方法で行うことができます。
- パソコン:データチャージサイトにアクセス
- スマホ:UQ mobileポータルアプリへアクセス
具体的な手続きは以下のようになっています。
(パソコン)データチャージサイトの場合
内容を確認し、問題なければ「確定」をクリックします。
購入後、データ容量が追加されれば完了です。
有効期限も記載されているので、合わせて確認しておきましょう。
(スマホ)UQ mobileポータルアプリの場合
アプリをインストールしていない方は、事前にインストールしてください。
下部にある「データ」をタップし、データチャージ欄にある追加したい容量を選択します。
内容を確認し、問題なければ「確定」をクリックします。
購入後、データ容量が追加されれば完了です。
有効期限も記載されているので、合わせて確認しておきましょう。
データチャージが完了すると即座にデータ容量が追加され、高速データ通信が復活します。
なお毎月のデータ容量が残っている場合には、そちらが優先的に消費されていきます。毎月のデータ容量がゼロになった時点で、データチャージで追加されたデータ容量が消費されていく仕様となっています。
データチャージはお得?
このデータチャージですが、実際にお得なのでしょうか?
もしお得であれば、安い料金プランで契約してデータチャージで必要分を追加していくという方法も取れると思います。
結論から言ってしまうと、データチャージはお得ではありません。
- くりこしプランS→プランM:月額料金+1,000円でデータ容量+12GB
- くりこしプランS→プランL:月額料金+2,000円でデータ容量+22GB
- くりこしプランM→プランL:月額料金+1,000円でデータ容量+10GB
以上のように、例えばプランSからプランMに変更をすると月額1,000円の負担増で利用できるデータ通信量は+12GBとなります。
データチャージの場合、1,000円分のデータチャージで1GB(500MB x2)分しかチャージできないため、基本プランのデータ容量と比較すると非常に割高であることがよくわかります。
そのためデータチャージを頻繁に行うよりは、プラン自体を見直したほうが料金を節約できます。
データチャージはいつやればいいの?
データチャージは割高なサービスのため、使い方が難しいですが、
- データ容量を使い切ってしまったが、高速通信が必要
- 前回チャージしたデータ容量の有効期限が失効しそう
と言う状況などで利用するのが賢明と言えます。
データ容量を使い切ってしまったが、高速通信が必要
「月の途中でデータ容量を使い切ってしまったが、重要な仕事やイベントなどで高速通信が必要」
という場合では、データチャージを行い一時的に高速通信を復活させるという方法もありです。
前回チャージしたデータ容量の有効期限が失効しそう
前回チャージしたときのデータ容量が大量に残っていて、90日の有効期限を迎えそうなときに少量(100MB)のデータチャージをするのも効果的です。
データチャージで購入したデータ容量は追加チャージすることで有効期限が90日プラスされるので、前回チャージしたデータ容量を失効させたくないときにも活用しましょう。
データチャージの注意点
データチャージはいざというときに便利なサービスではありますが、利用の際には以下のような注意点があります。
- 有効期限がある
- 毎月のデータ通信量と独立している
- 取り消しができない
具体的な注意ポイントを確認していきましょう。
有効期限がある
データチャージで購入した「データ容量」の有効期限は90日間となっています。
この有効期限内に使い切れなかった場合、購入したデータ容量は自動的に失効します。そのため、購入する際には期限内に使いきれるかどうかを見極めることが大切です。
毎月のデータ通信量と独立している
データチャージで購入した「データ容量」は、毎月の基本データ容量(くりこしプランなら3GB/15GB/25GB)とは別物です。
翌月への繰り越しにも対応しておらず、優先的に消費されるのは毎月の基本データ容量であることを覚えておきましょう。
取り消しができない
1度データチャージを行うとキャンセルをしたり、使いきれなかったデータ容量の払い戻しなどはできません。
有効期限内に使い切れる分だけ購入するようにしましょう。
まとめ
今回は「UQモバイルのデータチャージ」について解説をしました。
ポイントは以下となっています。
- データチャージは割高だが、緊急時に役立つ
- データチャージを行う際は有効期限などに注意
データチャージを頻繁に行うようであればプランを見直す必要がありますが、一時的に高速通信を復活させたいという場合には非常に便利なサービスです。
状況に応じて適切に活用したいサービスです。